【究極】たこ焼きの移動販売(キッチンカー)を開業するための18ステップ

たこ焼きの移動販売をこれから開業しよう考えている人にとって

  • 最初に何からはじめたらいいのか
  • 開業時はどんなことをやるのか
  • それらをどういう順番で準備したらいいのか

など疑問を抱えていませんか?

わたしも開業当初、同じように「何からしたらいいのかわからない」そんなことを考えながらすごしていました。

そこでこの記事ではキッチンカーのたこ焼き歴8年目になるわたしが

  • たこ焼きを開業する前に知っておいたほしいこと
  • 開業するためのおすすめ18ステップ
  • 実際のたこ焼きのキッチンカーオーナーの声

をお伝えしていきます。

この記事を読んでいただけたらたこ焼き移動販売の開業をどんな順番ですすめたらいいのかもう迷うことはありません。

是非たこ焼き屋の開業準備の参考にしてください。

 

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目次

たこ焼きの移動販売を開業する前に知っておいたほしいこと

「移動販売をはじめたい!」

そんな気持ちをもっていたらまずは一度落ち着いて移動販売のメリット・デメリットから把握しておく必要があるかと。

わたしの場合は移動販売を開業してから気づくこともあったのでぜひ開業する前に こちらの移動販売を開業する前に知っておきたい18のメリット・デメリット を1度目を通しておくことをオススメします。

 

また移動販売を開業しても失敗する人はいます。
失敗する人はある共通点があります。
その共通点を理解しているかいなかでは失敗する確率をグッと下げれます。

なので失敗したくないと思うならぜひこちらの移動販売で開業しても失敗する8つの要素を読んでおいてください。

たこ焼きの移動販売を開業するための18ステップ

ここからたこ焼きの移動販売(キッチンカー)を開業するための手順を解説していきます。
やることはたくさんありますが1つ1つたいせつなことなので読み飛ばさず読んでください。

ステップ1:とにかくたこ焼きを食べる

たこ焼きの移動販売を開業する方はまず何をしたらいいのかそれは

 

とにかくたこ焼きを食べることです。

 

なぜたこ焼きを食べることをオススメするかというと

  • どんなたこ焼きがあるのか
  • 本当にたこ焼きが好きなのか
  • 自分がどんな商品を作りたいのか

ということをまず把握するためです。

もしかしたらやっぱりたこ焼き屋は自分がイメージしていたのと少し違ったと思うかもしれません。
なのでまずはとにかく食べてください。

タケシ
自分はどんなたこ焼きを作りたいのか研究してください。いくなら断然大阪がオススメです。

大阪にある人気店をまとめた記事になります。ランキング形式
関連記事:大阪で修業したたこ焼き屋がおすすめする人気の美味しいたこ焼き店ランキング8選【難波編】

お台場にあるたこ焼きミュージアムのたこ焼き店のまとめ記事です。
関連記事:たこ焼きミュージアムお台場の人気たこ焼き屋のランキング付け

 

ステップ2:計画をたてよう

まずは保健所に電話をしましょう。
都道府県で移動販売の審査基準がことなるので、確認せず移動販売を製作して審査にとおらなかったら意味ないですからね。

「よし!たこ焼きの移動販売をやるぞ!」と決まった人はまずは計画を立てましょう。

  • いつからやるのか
  • いつまでに準備するのか

スタートを決めないとゴールも決まりません。

航海で例えますと

  • 誰と行くのか
  • いつから行くのか
  • いつまでに行くのか
  • なにで行くのか
  • なぜ行くのか
  • 何が必要なのか

というような形で計画を立てます。

具体的に例

  • 誰と:基本1人、週末は2人
  • いつから準備:4月から準備
  • いつまでに開業:半年後10月からオープン
  • どんな車で:いすゞエルフ1.5トンのトラック
  • なぜやるのか:時間に余裕のある暮らししたい

というたて方です。
一度立ててみてください。
段取りをしておけば動くのがラクです。

また1番大事なのは「なぜやるのか」これが1番大事です。
たこ焼きの移動販売をやる目的ですね。

はじめる目的は不順な動機でいいです。
とにかく決めることがたいせつ。

タケシ
僕の場合はスノーボードが好きだったのでスキー場で出店しながらスノーボードができる生活がしたい。
というのがはじめたきっかけです。
不順すぎる

ステップ3:移動販売の本でイメージを膨らまそう

移動販売を開業する上でイメージって大事です。

  • どんな車にしようかな
  • どんなところで営業しようかな
  • どんな商品ではじめよう

人に聞いたりするのも知れることが多いですが本もすごく貴重な情報源です。
実際にわたしは開業当初、たくさんの本を読み今の経営にすごくいい影響を受けています。

タケシ
コンサルもしているわたしはコンサル生にもブログに書いた本をオススメさせてもらってます。

本でも学びたいという方はこちらの記事を参考にしてください
関連記事:移動販売を開業するなら読んでおきたいおすすめ本5選!【販売歴4年】

ステップ4:資金を準備しよう

移動販売をはじめる上で絶対必要になってくるのは開業資金です。開業資金を準備するには色んな方法があります。

  • 自己資金
  • 家族、友人に借りる
  • 日本政策金融公庫に借りる
  • クラウドファンディング

わたしは自己資金と家族にお金を借りてはじめました。

[aside type=”boader”] 車両費   :約250万
たこ焼き機材:約100万
営業許可証 :16,000円
運転資金  :約50万[/aside]

最初機材にこんなに初期費用をかける必要はありません。
今思うとリスク高すぎました。
全部で300万ぐらいで収めたいところです。

さらに詳しくこちらの記事でたこ焼きの開業資金のことや準備したものなど紹介しています。
関連記事:たこ焼き屋の開業資金はいくら?何を準備したらいいの?【参考にしたい】

ステップ5:SNSで発信しよう

わたしは開業前からSNSやブログで発信していました。

この開業前から発信することがすごくオススメでして開業前から発信していると開業していないのにファン(知らない人)ができたりします。

発信しているとどんな人が見ているか

  • お客さんもしくは未来のお客さん
  • 同業者
  • 主催者

発信しつづけることで信用につながってしごとを呼び込むこともあります。

なので絶対といっていいほど開業前から発信することをおすすめします。

どんなことを発信した方がいいのかは移動販売を開業するならブログ、SNSは必須ツール!集客方法まとめ【実例】に詳しく書いてあります。

 

ステップ6:焼けるようになろう

たこ焼き屋をはじめるには焼けるようにならないと話しになりません。

ぼくの場合はたこ焼き屋になる!と決めた一週間後には某たこ焼き店でバイトしていました。

僕に関してはそういった選択肢しか考えがうまれませんでした。

今ではたこ焼きの移動販売も増えてきたので週末にたこ焼きの移動販売を手伝わせてもらうのも良いかもしれませんね。

タケシ
もしよければ相談のりますよ。気になる方は下まで読みすすめてください。

プロが教えるたこ焼きの焼き方を伝授
関連記事:【プロ直伝】美味しいたこ焼きの焼き方のコツを8個にまとめてみた

ステップ7:つながりを作ろう

移動販売は村みたいな業界です。横のつながりが非常に強く、業界としてはそんな大きな市場ではありません。

つながりがつよい分なかなか売れる現場は先行有利という形ではいれない傾向にあります。

逆につながりをもっておけば移動販売の市場の情報もはいってきますし、仕事をたまにいただけたりします。

 

タケシ
実際ぼくの場合も最初は横のつながりでおしごとをいただくことが多かったです。

なので横のつながりは移動販売業界にとって必要不可欠です。

名刺もつくっておきましょう。もしかしたらおしごとの依頼がくるかもしれませんからね。

 

まず副業としてはじめるのは非常におすすめです。
関連記事移動販売で副業をはじめたい人が知っておくべき8つの注意点【参考にしたい】

関連記事なぜ移動販売で開業1ヶ月目から黒字経営できたのか?【準備編】

 

ステップ8:衛生責任者を取得しよう

めんどくさいことはなるべく早く終わらしておきましょう。たこ焼きの移動販売をやるには「衛生責任者」の講習を必ずukenakなりません。

詳しくはこちら:保健所・保健センターに関してはこちら

 

 

ステップ9:ガスボンベを確保しよう

移動販売で使うたこ焼き器は基本プロパンガスを使います。電気は火力が弱いので。なのでガス屋さんからガスボンベを確保しないと営業できません。

このあたりは

  • 直接ガス屋さんに電話
  • 同業者からの紹介

この二択ですね。スムーズなのは同業者からの紹介のほうがハードル低いです。

※ガス屋さんのあっせんはおこなっておりませんのでご了承ください。

 

タケシ
わたしの場合、知人にガス屋がいたのでガスを問題なく購入できましたが、今はどこのガス屋さんもご新規さんを嫌がります。事故とかちょくちょくありますからね。

 

タケシ
ちょこちょこ最初ガスの仕入先が見つからなくて困ったという話も聞きますのでひたすら探しましょう。それしか方法はない。

ステップ10:移動販売を体験しよう

開業する前に何度か移動販売のお手伝いをさせてもらってください。ぼくの場合も何度かお手伝いをしたり、また移動販売を実際にお借りして出店もしました。

このときの経験はすごく開業後にも影響します。現場の体験をするのも大事なのですが自分で出店していると顔を覚えられます。

 

タケシ
開業時にあらためて名刺もって現場であいさつ回りしてたら仕事もらえましたよ。

まず副業としてはじめるのは非常におすすめです。
関連記事:移動販売で副業をはじめたい人が知っておくべき8つの注意点【参考にしたい】

 

ステップ11:商品を決めよう

そろそろ商品を決めたいところ。

たこ焼きなら

  • カリカリなのか
  • とろとろなのか
  • フワフワなのか

また大きさも

  • 大きいのか
  • 小さいのか

中身は

  • たこなのか
  • 牛なのか
  • エビなのか

ほんとさまざまなたこ焼きがあります。いろいろ食べた中で作りたいたこ焼きを具現化していきましょう。

 

タケシ
ちなみにぼくは関西風ののトロトロ系が好きですが名古屋風なキャベツが入ったのも好き。いろいろ自分好みのを作ってみましょう。

 

ステップ12:移動販売を製作しよう

移動販売の製作が1番時間かかるんです。業者によっても違いますし、こだわり方でも完成まで時間がかかります。

また業者によってできばえがぜんぜん違います。

「移動販売でやっていくんだー」と気持ちが決まったらすぐ車がほしくなります。しかしそこは落ち着いてください。

 

タケシ
僕はあせって購入したということもあり、最初に製作した移動販売は散々なものでした。
  • 決めた期日をまもらない(半年おくれました)
  • 不良な部分がでてくる

移動販売業界ではよくきくはなしではありますがぼくの場合すごく困りました。

その期日にあわせて仕事もやめてるわけなのでなので少し余裕をもっと製作期間を設けたほうがいいです。

移動販売では自分で作る方法もあるので色んな方面で考えてみてください。大体この下記の3つのパターンです。

  • 移動販売製作業者に依頼する
  • 移動販売の中古車を購入
  • 移動販売を自作する
  • 移動販売を営んでいる人に作成してもらう。

方法としてはこの4つかと。

僕の場合は1台目は移動販売の製作業者で2台目は移動販売を営んでいる方に作ってもらいましたが金額的に2台目は50万以上安くなったのでビックリしました。

初期投資をできるだけおさえて1日でもはやく儲けをつくりましょう。

関連記事:キッチンカー(移動販売車)のおすすめ車種を7種類紹介【店主にインタビュー】

関連記事:移動販売車を製作をする時に気をつけたい5つの注意点ーはじめて製作した時の実例

 

ステップ13:保険に加入【必須】

車が出来上がったらすぐに保険に入りましょう。入る保険は2つ。

  • 損保保険
  • PL保険

この2つは必ず入っておきましょう。

PL保険は食中毒を起こしてしまったり、こちらの看板、のぼりなどでお客さんに危害を加えてしまった場合に保証されるものです。

必須
加入する保険で保証の枠はことなるのでそれぞれ保険に入るところに確認してください。

 

また移動販売を営む人は移動販売と乗用車と2台持ちする方が多いので少しでも損保保険の経費を抑えることを考えましょう。

実際にわたしも保険比較して年間で5万以上は浮かせました。今の保険も乗り換えれば節約になる可能性があるので一度無料の自動車保険比較してみるといいですよ。

少しでもお金が浮いたらいいじゃないですか。何年かで計算したらけっこう大きい額になりますからね。

 

タケシ
比較するだけで簡単にお金浮くならやらないよりはやったほうがいいですよ。

関連記事:【移動販売節約術】僕は任意保険で年間約5万円節約

ステップ14:出店場所を確保しよう。

移動販売は出店場所がなければ仕事ができません。とくに開業当初は土日より平日の出店場所を確保することが重要です。

[aside type=”boader”]
31日計算だと

土日:8日
平日:17日
休み:5.6日[/aside]

月の日数は平日のが多いので開業当初は平日をベースに出店し、土日はおまけぐらいで考えておいたほうが気楽です。

平日の出店場所をはやめに確保しましょう。

関連記事:キッチンカー・移動販売の出店募集の探し方7つにまとめてみた。

 

ステップ15:機材を購入して練習しよう

 

テナントに入っているたこ焼き屋なのか、移動販売のたこ焼きやなのか、修業先も人それぞれで機材も人ぞれぞれなわけです。

修業先と自分が実際に使う機材がちがうものであれば、使い勝手がちがうのでそのあたりは想定内にしておくべき。空いた時間に自分の機材で練習しましょう。

タケシ
僕の場合は某大手たこ焼き店で修業していた期間がながかったんですが実際につかう機材がちがったので最初はなかなかなれませんでしたよ。

少しのちがいが大きな違和感をうみます。職人業ですから道具選びは非常にたいせつですよ。

どんなことに気をつけてたこ焼きの機材を購入したらいいかはたこ焼き屋を開業するときに必要な16個の道具まとめ-とにかく買っておけ!に書いてありますのでご参考に。

 

ステップ16:仕入先を確保しよう

開業前に仕入れ先は確保しておきましょう。開業してからはバタバタしてそれどころじゃないので。

仕入れのコツとしては

  • 自分が動かない
  • 大量注文ができる
  • 売掛けで対応してくれる

なるべくこの3つに該当する仕入れ先を見つけるいいです。その理由として

出店してるから仕入れしてる余裕がない

ということ 。
なのでなるべく自分が動かずとも持ってきてもらえる仕組みをつくりましょう。

 

関連記事:移動販売(キッチンカー)の仕込み場所の許可は必要?自宅はできる?

 

ステップ17:営業許可証を取得しよう

大分そろえたいものがそろってきましたね。ここまできたら以下のものがそろってます。

  • 商品もできた
  • 車も完成した
  • 食品責任者を取得した

この3つがそろったら保険所にいって営業許可証をとりに行きましょう。

事前に検便キッドをもらっておいて先に検便を終わらせておくと流れはスムーズです。

保険所によっては検便提出が義務化してるところ、してないところとあるので事前に電話で確認しておきましょう。

関連記事:移動販売って資格とかいるの?【開業編】

 

ステップ18:開業届を出しにいこう

ここまでステップを踏んでもらうとスムーズにすべてがそろいましたね。

あとは各管轄の税務署に以下のものを提出しにいきましょう。

  • 開業届・廃業等届出書(開業届け)
  • 青色申告承認申請書(青色申告をする場合)
  • 青色事業専従者給与に関する届け(家族に給与を支払う、経費にする場合)

白色申告する方は「青色申告承認申請書」「青色事業専従者給与に関する届け」は提出する必要なありません。

まとめ

たこ焼きの移動販売を開業するためのステップ18はどうでしたか?

この順番で進めていけばスムーズに開業できます。実際にぼくがこの順番ですすめて今うまくいっているので間違いないかと。

たこ焼きの移動販売を開業するための18ステップ
  1. とにかく食べまくれ
  2. 計画をたてよう
  3. 移動販売の本でイメージを膨らまそう
  4. 資金準備しよう
  5. SNSで発信しよう
  6. 焼けるようになろう
  7. つながりを作ろう
  8. 食品衛生責任者を取得しよう
  9. ガスボンベを確保しよう
  10. 移動販売を体験しよう
  11. 商品を決めよう
  12. 移動販売を制作しよう
  13. 保険に加入【必須】
  14. 出店場所を確保しよう
  15. 機材を購入して練習しよう
  16. 仕入れ先を確保しよう
  17. 営業許可証を取得しよう
  18. 開業届けを出しにいこう

 

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この記事を書いた人

たこ焼き、旅、ブログが好きです。内申点10、初アルバイトは1ヶ月でクビ。
仕事、勉強できない僕がたこ焼きで起業し最高月商500万の起業家に!年間144日しか働きません。ブログ、旅,オンライン英会話、移動販売についておもに発信していきます。
詳しいプロフィールはこちらになります

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