【プロ直伝】美味しいたこ焼きの焼き方8個のコツ【動画あり】

「美味しいたこ焼きを焼きたいのだけれどいつも上手く焼けない、ぜんぜん丸くならないし美味しいたこ焼きを焼くコツを教えてほしい」

タケ
このあたりのお悩みを解決していきます。こんにちはたこ焼き屋10年目の タケ (@takeshihorii126 )です。

 

結論からおつたえすると美味しいたこ焼きは焼き方のコツを意識して焼いたら作れます。

たこ焼きを焼くときって上手く丸くならないもんだから慌ててしまったり、たこ焼きを触りすぎてぐちゃぐちゃにしていませんか?

ぼくは今ではプロのたこ焼き屋として活動していましたが最初は上手く、美味しく焼けませんでした。
最初は皆同じです。

 

しかしコツをつかんだら上手く焼けなかった僕でも美味しいたこ焼きが焼けるようになり今ではたこ焼き屋さんをしています。

そこで今回はたこ焼き焼いて8年目のぼくが

  • 美味しいたこ焼きを焼くための8個のコツ
  • 美味しいたこ焼きを焼くためにはなぜ焼く前の準備が大切なのか?
  • たこ焼きを丸くするアイテムってある?

このあたりについて解説していきます。

たこ焼きを焼くコツは準備から大切です。
コツさえつかめば誰でも簡単に美味く、上手に焼けれるようになるので安心してください。

ちなみにこの記事でおつたえする焼き方はいままで従業員、アルバイトに教えてきた焼き方でみな1,2日でお客に出せるたこ焼きが焼き得るようになりました。
非常に再現性高いです。

それではさっそく見ていきましょう。

目次

美味しいたこ焼きの焼き方のコツ8つ、細分化することで改善点を見つけやすくする

美味しいたこ焼きを焼くためのコツを8個に分けてプロのたこ焼き屋でもあるぼくが伝授していきます。

タケ
8個に分ける理由としては以下の通り。

d理由としては細分化することで

  • どこが上手くできているのか?
  • どこができていないのか?
  • どこを改善したらいいのか?

がわかりやすいです。
なので細かく8個に細分化したわけです。

この焼き方は家でたこパやるときにも使える焼き方ですし、これからたこ焼き屋に俺はなる!ってたこ焼き王めざしている人にも使える焼き方になっています。
まさにたこ焼きの焼き方の原理原則といえますね。

では1個1個みていきましょう。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその1:準備をおろそかにすると板にひっついてしまう

美味しいたこ焼きを焼くためには焼く前の準備が非常にたいせつです。
まずは事前準備をしましょう。

要は掃除をしてきます。銅板・鉄板の汚れを取る作業です。

焼く前の状態は汚れていたり、油の膜ができてない状態と言えます。
銅板・鉄板がそういった状態だとどうなるのか?

 

銅板・鉄板にくっつきやすくなります。

 

たこ焼きを焼いたことある人は体験したこあると思いますがたこ焼きって何回も焼いているうちに銅板・鉄板にひっついたりします。
大半の原因は汚れていたり、油の膜ができてないからなんです。

 

ではどのような準備をしたらいいのか?

準備は至って簡単です。
まずは銅板もしくは鉄板の全体に油を油引きでなじませてください。油引きがない場合はティッシュなので代用しても構いません。(油もサラダ油などでOK)

油が馴染んだところで一度火をつけます。
火力は中火もしくは強火で大丈夫です。
少し時間を置くと銅板もしくは鉄板から煙が出てくるので煙が出てきたら火を止めます。

そしたら、ティッシュで汚れを拭き取ります。拭き取ったら銅板・鉄板を冷まします。

流れをおさらいすると

  1. 銅板・もしくは鉄板の全体に油をなじませる。
  2. 火をつける(中火か強火でOK)
  3. 煙が出てきたら火を止める。
  4. ティッシュで油を拭き取って銅板・鉄板を冷ます。

という流れです。

この準備をしておくと銅板・鉄板の汚れがとれます。
銅板・鉄板には油がなじんで油の膜ができた状態になりひっつきにくくなります。

 

タケ
プロのたこ焼き屋さんはたこ焼きを焼く前の必要な準備を必ずと言っていいほどされています。

焼く前にもう一度油を引きましょう。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその2:温度は大切、強火で一気に焼く

美味しいたこ焼きを焼くための2つ目のコツは強火で一気に焼くことです。
しかし慣れないうちに強火で焼くと焦がしてしまう恐れがあるので最初は中火ぐらいで大丈夫です。

焦がしてしまっては意味がないので。
まずは中火で一連の流れを覚えてください。
強火で焼くためには少しづつ慣れてどんどん強火に変えていきましょう。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその3:一つ一つの作業に時間をかけない

美味しいたこ焼きを焼くための3つ目のコツは一つ一つの作業に時間をかけないことです。あたりまえの話なのですが意外にできてない人はいます。

ゆっくり溶いた粉を流したり、ゆっくりたこ、天かすなどを入れていたら流し入れた生地にどんどん火が通ってしまって生地が硬くなってしまうんですよ。
火を通しすぎるとたこ焼きをひっくり返しにくくなります。

 

ではどうしたら作業を早くできるのか?それは道具選びと作業の効率化

道具一つ変えるだけで作業の効率化ができますし作業も工夫することで3工程でおこなっていたことを1工程にできます。

道具選びに関してはたこ焼き屋を開業するときに必要な16個の道具まとめ-とにかく買っておけ!に詳しく書いてあるのでご参考に。

作業で一番時間がかかっていると思われるのはタコや天かす、ネギ、紅しょうがなどを生地に入れるときです。

なので事前にネギ、紅しょうが、天かすは一緒に混ぜ合わせておけば生地に入れることで3工程→1工程に作業が減らせれます。

天かすを入れるとどんな効果があるのか?
オススメ記事:たこ焼きに天かすはなぜ入れるのか?【素朴な疑問を解消】

紅生姜はどんなものを選べばいいのか?
オススメ記事:
たこ焼きに入れる紅生姜はどう使えばいいのか?【プロのこだわり】

ネギはどんなものを選べばいいのか?
オススメ記事:たこ焼きにおすすめな2種類のネギをプロが徹底解説【参考にしたい】

 

生地を鉄板もしくは銅板に最初に流し込む時は生地を入れすぎないようにしてください。
生地を入れすぎるとタコが入っているか入っていないか確認できないので生地は半分がぐらいでとどめておいてタコを入れたかどうか確認できるようにしておきましょう、

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその4:①ひっくり返すのは「の」という字を書くように

  1. ひっくり返す
  2. 整える
  3. 煎る

が全体の流れです。
では細かく解説していきますね。

たこ焼きの焼き方ってホントさまざまで結論からおつたえすると正解はないです。
片手で焼いたり、両手で焼いたりホント焼き方っていろいろあるんです。
サムライの流派みたいなものです。

ただ、片手でも、両手でもどっちでもいいのですが「どうやったらたこ焼きは丸くなるのか?」「どうやったらひっくり返せるのか?」このあたりが気になるポイントかなと。

 

たこ焼きを焼くときは右利きから右手の使い方がたいせつで「の」という字をイメージしながらたこ焼きをひっくり返していきます。

また時計をイメージしながらひっくり返すのもおすすめです。時計の針の3時→7時→5時のような動きです。(「の」という字を書く動きになる。)

時計の針の7時→5時にひっくり返すときはアーチを描くような動きです。

この最初のひっくり返す工程が一番たいせつです。
なぜなら最初にきれいにひっくり返すことができればあとの作業がラクになります。

綺麗にひっくり返したら修正点はないですが綺麗に返せなかった場合は修正することが多く何度もたこ焼きをさわるので結果時間もかかります。
また触りすぎると粘り気が出てまずくなる原因になりかねません。

 

竹串でもなくキリでもなくさえ箸

よくたこパでは竹串を使う方が多いですがおすすめしません。
理由としてはひっくり返しにくくまた竹串は折れやすいです。

先がとんがっているものでたこ焼きをひっくり返そうとすると銅板、鉄板も傷つけるのでおすすめできません。

おすすめはさえ箸か普段ご飯食べる時に使うような箸です。
理由は先が丸いのでひっくり返しやすいです。また傷つきにくいのがメリット。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその5:生地をしっかり切るとひっくり返しやすくなる

たこ焼きをひっくり返すのが苦手な方をみているとひっくり返せない共通点があります。
それは生地をしっかり切らずにひっくり返そうとしているということ。

たこ焼き器は「◯」と「◯」の間にスペースがあります。
生地同士ひっついていますがしっかり切れている状態でないと返しづらいです。

慌ててしまうと「返さなきゃ」という気持ちが先行してしまいます。なのであまりに時間がかかるようであれば一時的に火力も弱めてください。

 

一回一回、「◯」と「◯」の間の生地を切ってたこ焼きをひっくり返すことを意識してみてください。

「◯」と「◯」の間の生地を切るときはできるだけ箸を横に傾けて持ってみてください。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその6:たこ焼きを触りすぎるとまずくなる

たこ焼きを焼くのが苦手な方がよくやりがちなことはすぐ触ってしまうこと。

生地は触りすぎていじりすぎるとグチャグチャになって生地と生地が固まりにくくなったり、粘り気が出て不味くなります。

なので手が早い人はたこ焼きに嫌われると思ってください。
たこ焼きを美味しく焼くためには待つことがたいせつです。
[voice icon=”https://takeshihorii.com/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]手が早い男は嫌われるみたいな![/voice]

待つタイミングとしては

  1. 最初に生地を全部生地を流した後
  2. はじめのたこ焼きをひっくり返した後
  3. 2回目にたこ焼きを整えた後(場合によっては3回目も整える)
  4. 最後にたこ焼きを丸くする時

という形で待つときのタイミングは何回かあるので覚えておきましょう。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその7:②整えるのは丸くない部分を下に持っていく

1回目のたこ焼きをひっくり返したあと、必ずと言っていいほど「羽」のようなものができているんです。
ただこの「羽」がある状態だと丸くないので、丸くない羽を鉄板・銅板の下に持っていき整えていきます。

写真を見てもらうとこのヒラヒラした部分を銅板の下側に持っていく作業を行ってくささい。

 

そうするとこのようにヒラヒラ下部分がなくなり、どんどん丸くなっていくんですね。

美味しいたこ焼きの焼き方のコツその8:③煎るのはカギを開けるようにひたすら回転させる

最後の作業は煎るという作業です。カギを開けるような動作で時計の3時→6時に回していきます。
とにかく最後はたこ焼きを回転させて「焼きムラ」「つぎめのない」たこ焼きを作っていきます。

[box class=”green_box” title=”ポイント”]※必ず、「羽」「白い部分(焼けてない部分)」が上に上がってきたら下に持っていきます。この2つの作業をおりまぜながら作業を行ってください。
[/box]

煎る→整える→煎る→整える→煎る→煎る→煎る

のように作業をおりまぜて行ってください。
「羽」「白い部分(焼けてない部分)」がなくなったら出来上がりです。

極論:美味しいたこ焼きの焼き方は熱意が大切、精神論だけど案外あたっている

美味しいたこ焼きの焼き方の技術面を一通りお伝えしてきましたが、精神的な面もたいせつです。

「たこ焼きを美味しく焼きたい」「たこ焼きを美味しく食べてもらいたい」そういった熱意がたこ焼きに乗り移ると僕は思ってます。たこ焼き屋を5年やってきて感じることです。

[voice icon=”https://takeshihorii.com/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]あなたが誰かのために焼くのなら相手の幸せを少しでも願うことが美味しいたこ焼きを焼く最大のコツだと思います。[/voice]

という感じでちょっと臭い精神論語ってしまいましたが案外あたっていると思うので意識してみてくださいね。

まとめ:美味しいたこ焼きの焼き方の8つのコツも大切だけど熱意も大切

プロのたこ焼き屋が教える美味しいたこ焼きを焼くためのコツでした。おさらいすると

[box class=”green_box” title=”美味しいたこ焼きを焼くための8つのコツ”]

  1. 焼く前の準備が大切
  2. 強火で一気に焼く
  3. 一つ一つの作業に時間をかけない
  4. 「の」という字を書くようにひっくり反す
  5. しっかり生地と生地を切るとひっくり返しやすくなる
  6. 触りすぎず待つ
  7. 丸くない部分を下に持っていき整えていく
  8. カギを開けるようにひたすら回転させて煎る

[/box]
[voice icon=”https://takeshihorii.com/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]たこ焼きを焼く全体の流れは0準備する、1:ひっくり返す、2:整える、3、煎るという流れです。全体の流れを頭に叩き込んでおきましょう。[/voice]

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この記事を書いた人

たこ焼き、旅、ブログが好きです。内申点10、初アルバイトは1ヶ月でクビ。
仕事、勉強できない僕がたこ焼きで起業し最高月商500万の起業家に!年間144日しか働きません。ブログ、旅,オンライン英会話、移動販売についておもに発信していきます。
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