

これから移動販売で使う発電機を購入しようと思うのだけれど、購入するにあたって何か気をつけるポイントとかないかな?また知っておいた方がいいことってないかな?
こんな疑問にお答えしていきます。
移動販売で使う発電機は商材や営業する地域によって購入するものが変わってきます。移動販売業界では発電機を購入してから問題が起こることは日常茶飯事です。

発電機が使えないと営業もできませんしお客さんや関係者の方に迷惑をかける可能性があります。でもそういったことは避けたいですよね?
そこで今回この記事では移動販売5年目のぼくが実体験も交えながら
- 発電機を購入する前に知っておきたい5つの注意点とは?
- 業界でよく使われている発電機はどんなものか?
- 実際に起きたぼくの発電機に関しての失敗談と周りの方の失敗談
この辺りについて解説していきます。
発電機は安い買い物ではないのでこのあたりをしっかり抑えて発電機を購入しましょう。
目次
- 1 移動販売で使う発電機の5つの注意点とは?【初心者がやりがち】
- 2 1.商材によって購入する発電機を変えるべき
- 3 WとVAの違いって何?
- 4 2.地域によっては騒音対策しなければ使えない
- 5 3.発電機が重すぎて乗せれない・下ろせない
- 6 4.有名ではないメーカーのものは避けたい
- 7 5.定期的に発電機のメンテナンスをしなければいけない
- 8 移動販売では発電機を使用しない場合もある
- 9 業界でよく使われているおすすめの発電機
- 10 騒音規制が厳しくない地域は断然この発電機をおすすめします。
- 11 エンジンオイルはこちらです。
- 12 カフェの業者さんは容量が大きい発電機をよく使っています。
- 13 女性はインバーター
- 14 まとめ:移動販売で発電機を購入するときは注意点を把握した上で購入しましょう
移動販売で使う発電機の5つの注意点とは?【初心者がやりがち】
移動販売では注意しなければいけないことが5つあります。
- 商材によって使う電気容量が異なる
- 地域によっては騒音対策しなければ使えない
- 発電機が重すぎて乗せれない・下ろせない
- 有名ではないメーカーのものは避けたい
- 定期的に発電機のメンテナンスをしなければいけない
一つづつ解説しておきます。
1.商材によって購入する発電機を変えるべき
商材によって使う発電機はことなります。
営業するにあたって色んな機材を使います。
- 照明
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 換気扇
- レジ
など
電気機材はそれぞれ「消費電力」と「起動電力」というものがあり、その両方を確認上で発電機を購入してください。
例えば、たこ焼き屋で使う電気は以下の通りです。
- 照明
- 冷蔵庫(168/170W)
- 換気扇(17/20W)
- レジ(8W)
- スポットクーラー夏場のみ(800~1000W)
という形でぜんぜん電源も使いませんし、消費電力も少ないです。
ただ夏場は熱いのでスポットクーラーは使うので夏のことを考えるとある程度大きな容量のものは必要になります。
ちなみにぼくは2,000VAのものを使用しています。さらにかき氷をやるとなると夏は足りなくなるのであまり自分はかき氷をやっていません。
- 照明
- 冷蔵庫(168/170W)
- 換気扇(17/20W)
- エスプレッソマシーン(2,000W)
- トースター(1,000W)
カフェ屋さんは消費電力が高い器材が多く、更にホットドッグなどの食事も一緒に出している移動販売車さんも少なくありません。
そういった方は発電機を2つとか持ってきているのをよく見ます。
なので安いからと発電機を購入したのはいいものの使えないってことになりかねないので消費電力と起動電力を把握した上で発電機を購入しましょう。
WとVAの違いって何?
発電機の表記は非常にわかりにくそうに表記してありますがポイントを抑えておけば難しくありません。
1W=1VA
1000W=1KVA
どちらも1秒間に消費される電気の量を指しています。

- 使用する機器で消費される電力はW(ワット)
- 発電機から出力される電力をVA(ブイエイ)
と表します。
2.地域によっては騒音対策しなければ使えない
移動販売を運営するにあたっての注意点で最近は発電機の騒音規制が厳しくなっています。特に関東地方の方は厳しいと聞きます。
東海地方はまだまだ騒音規制があまりないので助かってますが頭には入れといたほうがいいかと。
騒音規制が厳しいとその騒音対策された発電機を購入しなければいけなくなります。
- インバーター(低騒音・軽量コンパクト・省燃費)
- FW(安価)
- スタンダード(高出力・安価)
東海地方はまだまだスタンダードタイプやFWを使用できますが関東地方などはインバータータイプが多いかと。

なので自分の地域のルールを把握した上で購入しましょう。
3.発電機が重すぎて乗せれない・下ろせない
発電機は基本重たいです。電気容量欲しさにバカでかい発電機を購入して下ろせない・乗せれないってこともあるかもしれません。

ぼくのスタンダードタイプで40キロありますが女性1人で持つのは非常に大変です。男性のぼくでもけっこうしんどいです。
なので女性は特に軽量のインバータータイプがいいでしょう。男性はスタンダードタイプでがんばりましょう。
4.有名ではないメーカーのものは避けたい
これがよくある話で発電機は高いから安いよくわからないメーカーのものを購入してしまうという心理です。安いということはいいのですが使えなかったら意味ないですよね?
こういったよくわからないメーカーのものを購入してしまうと
- 発電機が止まる
- 他の人に電源を借りる羽目になる
- 周りに迷惑をかける
という結果になりがちです。
周りに電源を借りれる状況ならまだいいですが借りれなかったら営業もできません。
多くの人に迷惑をかける可能性もあるので発電機はケチらず有名メーカーのものを購入することをおすすめします。
5.定期的に発電機のメンテナンスをしなければいけない
発電機はガソリンだけ入れておけば使えると思っている方もいるかもしれないのでお伝えしておきます。
発電機は定期的にエンジンオイルを追加したり、汚れたエンジンオイルを出したりとメンテナンスが必要です。考え方としては車やバイクと一緒ですね。

移動販売では発電機を使用しない場合もある
移動販売では必ず発電機を使うとは限りません。出店先によっては電源を貸してくれる出店もあります。
ただここで注意点です。
200Vを使用する業者さんは電源を借りれるところがほぼないです。なので逆にまったく発電機NGですという出店先もあるのでその辺は出店する前確認してください。
また商材は選びも運営が大変でしたら考え直したほうがいいかもしれませんね。
業界でよく使われているおすすめの発電機
実際にぼくが使用している発電機から周りが使用している発電機を紹介します。
こちらがぼくが使っているYAMAHAの発電機です。2kVAあるのである程度の現場はぜんぜんことたります。周りもこの発電機をしようしている業者さんばかりなので安心です。
長時間の現場にも向いていますよ。10時〜21時までのイベントはぜんぜん満タンにガソリン入れたら持ちます。
騒音規制が厳しくない地域は断然この発電機をおすすめします。
[itemlink post_id=”11805″] [itemlink post_id=”11806″]東日本用と西日本用で別れているので住んでいるところで購入するものをわけましょう。
エンジンオイルはこちらです。
[itemlink post_id=”11807″]
カフェの業者さんは容量が大きい発電機をよく使っています。
[itemlink post_id=”11808″]
女性はインバーター
[itemlink post_id=”11809″]
まとめ:移動販売で発電機を購入するときは注意点を把握した上で購入しましょう
発電機を購入する前の注意点を把握していただいて失敗のないように購入してください。
- 商材によって使う電気容量が異なる
- 地域によっては騒音対策しなければ使えない
- 発電機が重すぎて乗せれない・下ろせない
- 有名ではないメーカーのものは避けたい
- 定期的に発電機のメンテナンスをしなければいけない